伊達な音色の『伊達な太鼓』を名乗れる訳が此処にある。
伊達藩で育まれた伊達と呼ぶに相応しい,他に類を見ない粋なる無二の音色は当店でしか体感できない。
◆これまで同様、関根太鼓店は太鼓を使う方々の『太鼓の終着店』としての責任の基に、これからも更なる技術向上と、楽器としての太鼓の音色製作技術の継承に努めて参ります。
当店の太鼓の特性《音の三要素》
1、柔らかな音色
2、澄んだ濁りの無い音色
3、残響が長い
独自の皮なめし技法と胴作り特性、皮は使い込むほど皮が馴染み弾力性を増し、打撃音が消えて行き、打面の振幅は増し低音でまろやかな音色と且つ胴との共振により大音量を創り出し一般的な太鼓と比較して3割増しの大音量と遠鳴りする太鼓です。特に宮太鼓に於いては、手彫りによる胴内の縦型波状彫りの技術継承は近年では全国でも当店のみと言われています。
太鼓の音の世界観をくつがえす、心を洗われる様な太鼓の音色を創り出す技術を継承しています。
創業以来、これら全ての技に更なる磨きをかける職人気質と、妥協を許さぬ確かな目と腕により、動植物二つの生命から、新たな生命の鼓動を宿したものに甦らせる事の出来る、技術評価をいただき楽器製造工として卓越技能章を頂きました、当店を御用命くだされば、きっと、ご満足頂けるものをご提供させて頂きます。
当店の太鼓の特性を締太鼓で判り易く説明すると、調べロープを緩めたり締上げたりする事で低音にしたり高音にしたりピアノと同じように音程を自由に変える事が出来ます。
弊社の太鼓は締上げ・締直しのメンテナンスの必要性が極めて少なく、打ち手の技量や湿度管理等に関係無く鳴ります。その為大幅なランニングコスト削減に寄与しております。
企業理念
『太鼓は心を表現する楽器!展示物でもパフォーマンス用具にもあらず!』
店主 謹白
太鼓の豆知識
一般的な太鼓はいずれの太鼓も、皮が緩むと打撃音(バチ音)だけが強くなりバタバタ音で太鼓本来の音が出なくなり1~3年程で皮の締上げ、締直しをするのではないでしょうか?
皮を締上げるとキー(音程)が上り高音になるだけで大音量出す為の行為とは逆に音(波動)としての到達距離も短くなり太鼓が良く鳴る訳では無いのです。相反する行為です。
店主のぼやき
近年、当店の太鼓を使われている方々は、当店の太鼓の良さを独占しようとする方が多いのですが是非とも良いものを後世に残せるよう拡散ご協力お願い致します。